パープルマジックでノーメッキウェッジのサビは落ちる?実際に検証

クラブのメンテナンス

ノーメッキウェッジは、メッキ処理をしていないため打感の良さや独特の風合いを楽しめる一方、水分が残るとサビが発生しやすいクラブです。

今回は、車のホイールに付着した鉄粉へ反応する「パープルマジック」を使い、10年以上前に使用していたサビの多いノーメッキウェッジで検証しました。結論からいうと、パープルマジックだけでも変化は見られましたが、単体では十分に落とし切れず、研磨スポンジとの併用で見た目が大きく改善しました。

ただし、パープルマジックは自動車のホイール用クリーナーです。ゴルフクラブへの使用を推奨する記事ではありません。クラブの素材や仕上げを傷める可能性があるため、通常の手入れにはゴルフ用コンパウンドや研磨スポンジを使用してください。

動画でサビ落としの変化を見る

液剤を塗った直後の反応、10分後の状態、研磨スポンジを併用した仕上がりは動画で確認できます。

今回使用したもの

  • カーメイト パープルマジック
  • ライト チタンクリーム G-640
  • 3M スポンジ研磨材 超極細目 #1200〜#1500
  • 硬めの歯ブラシ
  • ティッシュ
  • 水洗い・乾拭き用のタオル
  • 仕上げ用の防サビオイル

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カーメイト パープルマジック 500ml PS60

本来はホイールに付着したブレーキダストや鉄粉を化学反応で落とすクリーナーです。鉄粉に反応すると液体が紫色に変わるため、反応している場所を目で確認できます。


ライト チタンクリーム G-640

シリコンを含むゴルフクラブ用コンパウンドです。今回のウェッジでは少しツヤが出ましたが、広がったサビをこれだけで落とすのは難しい結果でした。

3M スポンジ研磨材 超極細目 #1200〜#1500

パープルマジックで反応させた後、残ったサビを仕上げるために使用しました。柔軟性があり、曲面やネック周りにも当てやすい研磨材です。

検証したノーメッキウェッジの状態

使用したのは、約10年以上前に使っていたノーメッキウェッジです。フェース全体にサビが広がり、ソール、バックフェース、特にネック周りにも目立つサビが出ていました。

ノーメッキウェッジには表面を保護するメッキ層がないため、水分が残るとサビが発生しやすくなります。普段はコンパウンドで汚れを落とし、最後に油を塗って保管しています。

パープルマジックでサビ落としを検証

手順1:ティッシュに取り、サビのある部分へ塗る

液剤をクラブへ大量に直接噴射せず、ティッシュに取ってからフェース、ソール、バックフェース、ネック周りへ塗りました。塗った直後から紫色の反応が見られました。

手順2:10分ほど放置する

約10分後に確認すると、紫色はほぼ消え、赤いサビが表面へ浮き出したような状態になりました。特にフェースとバックフェースは、ネック周りよりも赤い変化が目立ちました。

手順3:歯ブラシで磨いて水洗いする

化学反応だけでどこまで落ちるかを確認するため、硬めの歯ブラシで磨きました。全体的に少しサビが薄くなりましたが、この段階では十分にきれいになったとはいえません。反応を止めるため、水でよく洗い流して乾燥させました。

手順4:コンパウンドと研磨スポンジで仕上げる

チタンクリームでは少しツヤが出たものの、サビ落としの効果は限定的でした。その後、パープルマジックと3Mのスポンジ研磨材を数回併用すると、フェース、バックフェース、ネック周りをかなり明るい状態まで戻せました。

最後は水分と液剤を完全に落とし、乾燥させてから防サビオイルを薄く塗って仕上げています。

検証結果:単体より研磨スポンジとの併用で改善

  • 塗った直後に紫色の反応が出た
  • 10分後には赤いサビが浮き出たように見えた
  • 歯ブラシだけでは変化は小さかった
  • パープルマジック単体ではサビを十分に落とし切れなかった
  • 研磨スポンジを併用すると、見た目が大きく改善した

鉄粉と、すでに酸化したサビは同じ状態ではありません。紫色に反応したことと、サビを安全かつ完全に除去できることは別と考える必要があります。

パープルマジックをゴルフクラブにおすすめしない理由

パープルマジックは自動車ホイール用の商品で、ゴルフクラブ用として設計されたものではありません。ノーメッキ以外のクラブに使うと、メッキ、塗装、コーティングなどを傷める可能性があります。

ノーメッキウェッジを安全に手入れするなら、軽い汚れやサビにはゴルフ用コンパウンド、広がったサビには目の細かい研磨スポンジを少しずつ使う方法が基本です。研磨すると表面の仕上げや重量に影響する可能性もあるため、削り過ぎないようにしてください。

ノーメッキウェッジをサビにくくする保管方法

  • 使用後は土や芝を早めに落とす
  • 水洗いした後は、溝やネック周りまで完全に乾かす
  • 薄く防サビオイルを塗る
  • 濡れたヘッドカバーを付けたまま保管しない

まとめ

パープルマジックはノーメッキウェッジのサビに反応し、表面のサビを浮かせるような変化が見られました。ただし単体でサビを十分に落とすのは難しく、最終的には研磨スポンジを併用することで見た目が改善しました。

今回の結果は、ホイール用クリーナーをゴルフクラブへ使うことをおすすめするものではありません。普段の手入れはゴルフ用用品を中心にし、水分を残さず、最後に防サビオイルを塗ることがノーメッキウェッジを長く使うポイントです。

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