車用コンパウンドでユーティリティを磨く方法|小傷とくすみを目立たなくする手順

クラブのメンテナンス

長年使ったユーティリティは、ソールの線傷やフェースの打球痕、クラウンの細かな擦り傷によって、全体がくすんで見えることがあります。今回は、車用の「プロスタッフ 魁磨き塾 三兄弟 コンパウンド」で実際に磨き、どこまで見た目が変わるか試しました。

傷そのものを元に戻すことはできません。それでも、傷に入り込んだ汚れや表面のくすみを落とすと、小傷が目立ちにくくなり、光沢が戻りました。使用した順番と、粗傷用を全体に使わなかった理由を紹介します。

磨く前に傷と仕上げを確認

ソールには地面や砂との接触で横方向・斜め方向の細かい線傷があり、その中に黒い汚れが残っていました。フェースにはボールの打球痕や芝・土の汚れ、クラウンには使用に伴う細かな擦り傷とくすみがあります。

動画では、まず塗装や黒い表面処理のない金属部分を中心に作業します。ロゴ、塗装部分、異なる仕上げの境目は強く磨かないようにします。フェースも黒染めや特殊な表面処理の有無を確認してください。

今回使用した道具

  • プロスタッフ 魁磨き塾 三兄弟 コンパウンド S180
  • プロスタッフ NEWエックスマールワン コーティング S192
  • ガラスクリーナー、タオル、歯ブラシ
  • 3Mのスポンジ研磨材(フェースの一部で使用)

三兄弟には粗傷用・小傷用・艶出し保護用が入っています。動画で紹介した粒子の目安は粗傷用が約15μm、小傷用が約3μmです。車用製品のため、クラブの塗装や表面処理への適合が保証されるわけではありません。

魁磨き塾 三兄弟 コンパウンド

NEWエックスマールワン コーティング

泡タイプのガラスクリーナー

磨く前の砂や土、磨いた後のコンパウンドの粉を拭き取る際に使用します。動画で紹介したスクラビングバブルのガラスクリーナーです。

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ユーティリティを磨いた手順

1. 砂や土を先に落とす

最初にガラスクリーナーと清潔なタオルでヘッド全体の汚れを落とします。砂が残ったままこすると、新しい傷をつける可能性があります。磨く前の洗浄は省けません。

2. 小傷用を目立たない場所で試す

小傷用コンパウンドをタオルに米粒ほど取り、まず狭い範囲を軽く磨きます。動画では少し磨いただけでも小傷が薄く見え、くすみが減りました。変化を確認してから範囲を広げます。

3. 粗傷用は狭い範囲だけ比較する

動画では粗傷用も小さな範囲で比較しました。小傷用より傷が薄く見えましたが、研磨力が強く、塗装や表面処理を削るおそれがあります。そのため粗傷用はヘッド全体には使わず、小傷用を主体に磨いています。3本セットをすべての場所に順番に使う必要はありません。

4. クラウン、フェース、ソールを磨く

クラウンは小傷用を少量使い、擦り傷や曇りの変化を見ながら軽く磨きます。フェースはコンパウンドと歯ブラシでスコアライン内の汚れを落としました。動画ではさらにスポンジ研磨材を試し、縦の線傷が目立ちにくくなっています。ただし効果が強いため、フェースの仕上げを確認し、磨きすぎないでください。

ソールは傷に残った汚れを落とすことで光沢が少し戻りました。シャフトに浮いた薄いサビも清掃しています。深い傷やメッキ・塗装の剥がれまで復元できるわけではありません。

5. 粉を拭き取り、クラウンを仕上げる

磨いた後はガラスクリーナーでコンパウンドの粉を落とします。最後にクラウンへコーティング剤を使い、乾く前に均一になじませました。動画では細かな小傷がさらに目立ちにくくなっています。コンパウンドが付いたタオルと仕上げ用のタオルは分けてください。

磨いた結果と注意点

フェースの溝の汚れが取れ、ソールの光沢とクラウンの映り込みがはっきりしました。一方、傷が完全に消えたわけではありません。動画の結果は、長年使用したこのユーティリティでの一例です。

  • 最初に砂や土を落とす
  • 研磨力の弱い小傷用から目立たない場所で試す
  • 粗傷用やスポンジ研磨材は必要な狭い範囲に限る
  • 黒い仕上げ、ロゴ、塗装や異素材の境目は特に注意する
  • 深い傷を無理に追い込まず、磨くたびに状態を確認する

車用コンパウンドはゴルフクラブ専用品ではありません。素材や表面処理によって仕上がりが変わるため、使用前にクラブと製品の注意書きを確認してください。

まとめ

今回のユーティリティでは、先に洗浄し、約3μmの小傷用から試すことで、傷の中の汚れとくすみを落として見た目の明るさを戻せました。粗傷用は部分比較にとどめ、全体の仕上げには使っていません。実際の変化や作業の力加減は、上の動画でも確認できます。

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